皆さん、こんにちは。
アイネットテクノロジーズ 上口裕樹です。
今回は「Azure AD 名称変更と概要についてのおさらい Part1」の続きになります。
Part1 をまだ見ていないという方は下記のリンクをご確認ください。
Azure AD 名称変更と概要についてのおさらい Part1
前回は主に名称変更やアイコンの変更、カテゴリ毎の分類についてご説明しておりますので、
SLAについてのおさらいからスタートしたいと思います。
Microsoft Entra ID の SLA ですが、Azure AD 名称時代から引き続き99.99% 以上の高可用性を実現しています。
世界に100箇所を超えるデータセンターが存在しており、物理セキュリティを含む高水準の可用性を誇る設計となっているようです。
可用性イメージ図
SLAパフォーマンスに関する情報はこちら
また、2022年には日本リージョンも開設されておりグローバルはもちろん、国内においても導入企業はさらに増加しています。
日本リージョンの誕生
また、専門機関からは毎年リーダーとして選出されていることでも知られています。
直近では、KuppingerCole が提供するレポートでもノミネートされています。
詳細については以前投稿した下記のブログをご参照ください。
Microsoft Entra ID が アクセス管理のリーダーに選出されました!
続いて、Microsoft Entra ID に関する機能を一覧でまとめてみました。
機能が多いのでここでは「主要機能」をとりあげています。
Microsoft Entra ID を利用することで、アクセス管理を一元化することが出来るため、生産性向上が見込めます。
セキュリティとコストについては後日ご紹介します。
ユーザー認証のイメージ図
クラウドIDだけでなく、ADユーザーを利用してシングルサインオンが可能です。
ここ数年、他社から Microsoft Entra ID へ 認証基盤を統一する動きが加速している印象です。
Microsoft Entra ID では、現在 3,700以上のアプリが登録されています。
登録されていないものは、カスタムテンプレートで対応可能です。
日本国内で展開されているアプリはまだ登録数が多いとは言えませんが、数年前と比べるとかなり増えてきている印象です。
いかがでしょうか。
Part2 では、可用性や認証に関する内容をまとめてみました。
Part3 では、セキュリティとコストについてご紹介したいと思います。
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