こんにちは
アイネットテクノロジーズ 広報担当です。
1. はじめに:映画『スノーデン』とは?
映画『スノーデン』は、元CIA職員でありNSA(アメリカ国家安全保障局)の契約職員だったエドワード・スノーデン氏が、米国政府による大規模な監視活動を告発した実話をもとにした作品です。
監督はオリバー・ストーン氏で、主演はジョセフ・ゴードン=レヴィット氏がスノーデン役を演じています。
この映画をインターンシップの一環として取り上げた理由は、情報セキュリティの重要性を「実感」として捉えてもらうためです。
教科書的な知識だけでなく、実際に起きた事件を通して「情報を扱う責任」や「漏洩のリスク」を考えるきっかけになればと考えました。
2. 映画を通して見える「情報漏洩」の現実
スノーデン氏が告発したのは、米国政府が国内外の個人の通信を無差別に監視していたという事実です。
この監視は、テロ対策という名目で行われていましたが、実際には多くの一般市民のプライバシーが侵害されていたことが明らかになりました。
映画の中では、スノーデン氏がどのようにしてその事実に気づき、葛藤しながらも告発に至るまでの過程が描かれています。
「情報は力である」という言葉の通り、情報を持つ影響力と、漏洩によるリスクが生じるかを強く感じさせられます。
3. 私たちの身近にある情報リスク
国家レベルの話に聞こえるかもしれませんが、情報漏洩は私たちの身近にも潜んでいます。
例えば、SNSでの不用意な投稿、USBメモリの紛失、弱いパスワードの使い回しなど、日常の中にリスクは存在しています。
「自分には関係ない」と感じるかもしれませんが、働く一人ひとりが情報を守るという意識を持つことが重要です。
4. インターン生の気づきと学び
映画鑑賞後、インターン生からは以下のような感想が寄せられました:
- 「情報を扱う仕事に就く以上、倫理観を持つことが大切だと感じた」
- 「セキュリティは技術だけでなく、人の意識が大事だとわかった」
- 「スマホやSNSで何気なく発信している情報が、実は誰かに見られているかもしれないと思うと怖くなった」
これらの声からも、映画が単なる娯楽ではなく、教育的な効果を持っていたことが伝わってきます。
5. 情報を守るために、私たちができること
当社では、以下のような基本的なセキュリティ対策を実施しています:
- パスワードの定期変更と強度チェック
- 2段階認証の導入
- 社内ネットワークのアクセス制限
- USBメモリの使用禁止(外部記録媒体の持ち込み・持ち出しを制限)
また、一般の方でもすぐに実践できる対策としては、以下のようなものがあります:
- SNSの公開範囲を見直す
- フィッシングメールに注意する
- アプリのアクセス権限を定期的に確認する
情報を守ることは、技術だけでなく日々の行動の積み重ねです。
6. おわりに:映画をきっかけに考える「情報の責任」
『スノーデン』という映画は、情報の扱い方に対する私たちの姿勢を問いかけてきます。
情報は便利である一方、扱い方を誤れば大きなリスクを生むものでもあります。
インターンシップを通じて、若い世代がこの問題に触れ、考える機会を持てたことは非常に意義深いと感じています。
今後も、こうした取り組みを通じて、情報セキュリティへの意識を高めていきたいと思います。
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